【右上文章より続く】

スタッツが提出され、内容を見て驚いた。記録に間違いがなければ、BEARSはわずか1回のファーストダウンを奪われただけであり、総獲得距離がこれもわずか53ydで負けたことになる。本当に勝負というものは分からないものである。一方、BEARSはというと、いつも通りの貧弱なフェンス力でははあったものの、狭山ヶ丘の2倍ゲインしている。試合結果では圧勝しているのに(圧勝というほどでもないか・・・。)と思うと、さらに取りこぼした無念さを一掃できない。
 しかし、今秋からデビューした5−2ディフェンスはやや明るい兆しを見せている。ほとんどリャンメンで対応しているにもかかわらずディフェンスの方はまだ山下選手のリーダーシップが感じられ、プレーにもキレが見られ緊張感のある様子も見てとることができた。狭山ヶ丘の総攻撃回数はわずか24回(8分正式と16分ランニングの併用)。タックリングの回数もLBを含めた7名が上位に顔をそろえるようにもなってきた。これからのディフェンスには大いに期待したい。
4Q終了後6−6の同点でTBSに・・・。
先攻の狭山がプレーアクションであっさりTD。
 問題はオフェンスである。この春から夏にかけてパスオフェンスに練習の多くを割いてきた。しかし、課題であったパス成功率はわずか25%であり、ショットガンオフェンスをベースとしている等とは恥ずかしくていえない。(16回/4回成功)獲得距離もわずか33ydであり、パス攻撃として機能していない。又、要所要所でも痛いミスが出た。2Qに入り同点のTDを入れた後、TFPでスナップされたボールがショートバウンドしホルダーがキャッチできずに失敗し、勝ち越すことが出来なかった。また、4Qに狭山ヶ丘高校がファンブルし、50ヤードライン付近でターンオーバーがあり、その時点で残り6分程度、ゆっくりボールコントロールオフェンスを実行し、得点できれば快勝であったが、相手陣30ヤード付近まで順調に持って行ったものの痛恨のスナップミス、3rdダウン25ヤードという状況を作ってしまった。期待した秋季大会であったが、ことごとく詰めの甘さに歯がゆい思いの連続であった。しかし、これでも夏に練習試合をしたときより明らかにチーム力は向上したと思う。さあ、このメンバーで来春がラストチャンスとなる。今後練習を積んでいくことによりチーム全体のクオリティは向上するだろう。しかし、課題は練習時と同じ実力や能力をいかに発揮するかという個々の問題である。これは各自で克服するしかない問題であるし、それが運動に携わる者のいいところでもあるし試練だとも思う。(私もそうでした。)気持ちを切り替え、来春に期待したい。ラストチャンス!

※敬愛学園棄権・・・。狭山ヶ丘高校が不戦勝でベスト4に進出というニュースが17日(日)に分かった。「タラレバ」は勝負の世界には禁物だ。でも、やはりこの現実を目の当たりにすると、取りこぼした魚は大きすぎた・・・。
2006年 夏季および秋季大会までのスケジュール(8月1日〜9月30日)
8月 9月
 1日(火) 15:30〜 第1グランド  1日(金) 16:00〜 第1グランド
 2日(水) 15:30〜 第1グランド  2日(土)  9:30〜 第1グランド
 3日(木) 15:30〜 第1グランド  3日(日) 顧問会議
 4日(金) 15:30〜 合宿準備  4日(月) 16:00〜 第1グランド
 5日(土) 夏期合宿 長野県飯綱高原
ペンション遊山
上ヶ屋飯綱高原2471−2998
026-239-3351
 5日(火)  OFF
 6日(日)  6日(水) 16:00〜 第1グランド
 7日(月)  7日(木)
 8日(火)  8日(金) 16:00〜 第1グランド
 9日(水)  OFF  9日(土)  9:30〜 第1グランド
10日(木)  8:30〜 第1グランド 10日(日) 秋季大会開幕 対 狭山ヶ丘高
11日(金)  8:30〜 第1グランド 11日(月) 16:00〜 第1グランド
12日(土)  8:30〜 第1グランド 12日(火)  OFF
13日(日)  OFF 13日(水) 期末テスト
14日(月)  8:30〜 第1グランド 14日(木) 期末テスト
15日(水)  8:30〜 第1グランド 15日(金) 期末テスト 15:00〜
16日(水)  8:30〜 第1グランド 16日(土)  9:30〜 第1グランド
17日(木)  OFF 17日(日) 2回戦 対 敬愛学園高
18日(金)  8:30〜 第1グランド 18日(月)  9:30〜 第1グランド
19日(土)  8:30〜 第1グランド 19日(火) 16:00〜 第1グランド
20日(日)  8:30〜 第1グランド 20日(水) 16:00〜 第1グランド
21日(月)  8:30〜 第1グランド 21日(木) 16:00〜 第1グランド
22日(火)  OFF 22日(金) 16:00〜 第1グランド
23日(水) 研修会 23日(土)  9:30〜 第1グランド
24日(木) 自主トレ 24日(日) 準決勝 @立教新座G
25日(金) 合同HR 16:00〜  25日(月) 16:00〜 第1グランド
26日(土) 16:00〜 第1グランド 26日(火) 16:00〜 第1グランド
27日(日)  OFF 27日(水) 16:00〜 第1グランド
28日(月) 16:00〜 第1グランド 28日(木) 16:00〜 第1グランド
29日(火) 16:00〜 第1グランド 29日(金) 終業式 16:00〜 
30日(水) 16:00〜 第1グランド 30日(土) 学期末休業日
31日(木) 16:00〜 第1グランド
《コメント》
あと少し・・・。何かが不足している。それはやっぱり、
普段の実力をどうすれば発揮できるかということ。
 残暑というより夏本番が返ってきたというような天候で、埼玉も34度を上回るような暑さだった。正直、試合結果より熱中症がでなかったことの方がホッとした。ただ、当日の全試合でどこのチームも熱中症を含めたけが人が出なかったのは幸いだった。
 さて、BEARSであるがそのような中、完全に相手より戦闘意欲は上回っており勝利することは確実だったと思う。特に、後半に入り狭山ヶ丘高校の能力は完全にマヒし、レディフォープレーがかかる間、ほとんどの選手が膝に手をつき、やっとの思いでゲームをしているという印象があったにもかかわらず、彼らを上回ることが出来なかったのは、結局のところBEARSがまだ勝負に対して強い執着心がないと言わざるを得ない。ハーフタイムやタイムアウトになるとフィールドの中にまで入って、観戦して下さったお母さん達がハドルの外側からうちわで扇ぎ体温を下げる努力をしてくれた。(すいません、ローカルルールでフィールド内に監督は入っていいというものはありますが、本当は35ヤードライン内に父母が入ることは違反です。でもあの状況では仕方がないですね。)8分正式のゲームにも関わらず、ゲーム時間は約2時間程度かかった。タイムアウト、怪我人の対応でゲームドクターも忙しかった。(但し、足がつったり打撲程度の者のみ。)そんな暑さの中、BEARSはゲームを通して一人も負傷せず、疲れた表情を見せることなくやりきることが出来たのは収穫である。しかし、モメンタムという言葉がよく使われるが、ムードを自チームに引き寄せようとする駆け引きについては、全くひ弱さを露呈し、狭山ヶ丘にいくつもあったファンブルからのターンオーバーを得点に結びつけることが出来きず勝てるチャンスをフイにしただけに残念でならなかった。
【左に続く】
 
得点経過
TEAM PLAY(NAME yd PLAY種類 PAT
狭山ヶ丘  # 1    :(17yd) PASS   RUN NG
BEARS  # 7 浅岡:(18yd) RUN   KICK NG 
TBS 狭山ヶ丘  # 1    :( 3yd) PASS   
   
   
詳しい記録はここをクリック
秋季大会1回戦 対 狭山ヶ丘高校戦

2006年9月10日(日) 花咲徳栄高校G
13:10 KICK OFF  天気:  (8分正式計時)

秋季開幕、無念、狭山ヶ丘に延長で惜敗!

Team 1Q 2Q 3Q 4Q TBS total
狭山ヶ丘高校

2006年 秋季、埼玉・千葉・茨城地区大会日程 

さあ、夏休み中のスケジュールと秋季大会の日程が決まりましたのでお知らせします。まずは夏休み中のスケジュールですが、例年のごとく選手は課外学習、夏期勉強合宿(高校2年生)等でほとんど練習する事が出来ません。また、今年度より夏休みが7月25日から始まり8月24日までの約1ヶ月となったため、さらにじっくり練習できる日数が少なくなってしまいました。しかし、それはいつものことで、悩んでいても始まりません。夏季日程通り練習は行っていきます。是非ともOBの皆さんグランドあるいは合宿地へ激励に来て下さい。
また、秋季大会についてですが、毎年のこと3年生を欠いたメンバーで戦わなければなりません。しかし、今シーズンはもともと3年生は1名のみで春季を戦ってきたため戦力的な損失はほとんどないといってもいいでしょう。但し、相変わらずの人数不足で現在13名という布陣で秋を迎えなければなりません。非常に厳しい状況はまったく変わっていません。チーム戦績も2005年4月17日対立教新座高校戦で勝利して以来、まだ勝ち星はなく練習試合も含めて通算6連敗中となります。少し早い話ですが2007年度は学校創立30周年に入ります。そうした意味でも、今年度秋季大会では弾みをつけて来年春季大会へとつなげていきたいと思っています。学習優先であるため練習時間の制約はこれからも大きな壁とはなりますが、それでも残った部員達は勝利するために精一杯努力ししています。どうかOB諸君、防具持参で是非ともグランドまで来て下さい。現役一同心よりお待ちしています。あわせてご声援よろしくお願いいたします。